氏子の方々に「舟」と呼ばれているように実際の舟を屋台に設えたものです。約150年程前、賀露の船大工により建造され袋川を遡って現在の鋳物師橋の北側にあった舟着場から陸揚げされました。帆柱には神社より賜った鉾を飾り特徴ある屋台として知られています。又、鳥取大火を免れた最も古い屋台で無形民俗文化財としての神幸行列を構成する物としての登録を受け平成27年より保存修理が行われました。
平成20年大祭より櫂を使った男踊りを復活させ、勇壮さと他に類を見ない生演奏による迫力は新たな特徴として屋台を際立たせています。